2010年11月11日木曜日

iTune映画配信スタート(日本)


先に申し上げておきますと、
私はiPadを買ってからほとんど雑誌や本はiPadで購読しています。
やっぱり、電子書籍は便利です。

ようやくiTuneでの映画配信が日本でも始まりました。

まだコンテンツ数は少ないですが、
これからどんどん増えていくと思われますので、
TSUTAYAやGyaoなどはかなり危機感を感じているかと思います。


どんなコンテンツがあるのか、探ってみると、
渋いものがありました。



「ブレードランナー」


42年間生きてきていますが、
私の中で5本の指に入る名作です。

視聴してみた感想ですが、
内容は(私的には)ケチのつけようがないとして、
GYAOと違って全画面で見れるのは良いですね。
画質は・・・SDしかなかったので、何とも言えませんが、
SDにしては良いかと思います。
(NHKオンデマンドの「高」くらいのクオリティはあります)
私的には、これからiTuneでの映画鑑賞に移行していきそうです。


今回、一つ気づいたことがありまして、
映画配信の料金ですが、
よく見ると金額はさほど安くありません。
下手をするとTSUTAYA DISCASのほうが安かったりします。
にも関わらず、あまり気になりませんでした。

逆に、電子書籍も同様に電子化されたからといってさほど安くないんですが、
こちらは「なんで?」と思いました。
製本プロセスがこれだけ軽減されているのにおかしい、と。
イニシャルコストを短期で回収しようとしているのが、
見え見えに感じました。

その違いは何か・・・多分ですが、
映画はどんなメディアであろうと中身が見れればよし、
でも、本はちゃんと紙に印字されたパッケージとして見ているんだと思います。
活字文化って、やっぱり歴史があって偉大なんだと思いました。

でも、冒頭のように
私は電子書籍の利便性を評価しますし、
世の中のほとんどは電子化されると思います。

映像業界、出版業界ともに
既得権益に溺れているみなさま、
そろそろ現実を見てください。

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