2010年12月20日月曜日

Space Battleship ヤマト見ました!!!


見てきましたよ。ヤマト実写版。

予告を見て、「やっちまったな」というのはわかっていたんですが、
一応リアルタイムのヤマト・999世代としては見ない訳にはいきません。
最近忙しい事にかこつけ、半休にして一人で見てきました。


以下、私の批評です。
(※あくまでも個人の見解です。)



●ストーリー&設定
若干変わっていますが、「ああ、変えたのか」程度です。
まあ、こんなもんじゃないでしょうか。

●演出
期待を裏切らない感じで「×」です。
ていうか、この人は監督本業ではないですよね?
ご都合主義はアニメも同じなので責めないまでも
全体的に安っぽいなぁ。
いっその事、カット割りから何から原作と同じにすればいいのに。

●役者
山崎勉の演技が軽い・・・(個人的には好きな俳優なんですが)。
キムタクが浮いてる。
黒木メイサはかっこ良くて最高(個人の見解です)。

●CG
かなり頑張っていますが、かなりクオリティは低いです。
PS3のリアルタイムレンダリング程度のクオリティでした。
作り込みはできているが、レンダリングがちゃんとできていない。
すべてパッキリで立体感なし。
専門学校生の卒業制作レベル。
クレジットを見たら白組でした。じゃあ、こんなもんか。

●セット&小物
いくら新しい戦艦という設定とはいえ、
もうすこしアンチエイジングしましょうよ・・・
これじゃあ、コントのセットです。
一番面白かったのは各所に置かれているキーボード。
現在でもソフマップで買えそうです。
「DELL」とか「HP」のロゴが書いてありそうです。
というか2199年に物理キーボードを使っているとは思えないんですが・・・
モニターも「市販液晶モニターかっ!」という感じで芸がなし。


※この監督は本当にVFXが得意なんでしょうか・・・
自慢のVFXが一番ダメなんて・・・

●衣装
かなり無理があります。
映画館のスタッフも着用させられており、かわいそうでした。

●その他
最後のエンドロールはジャッキーチェンでした。
久しぶりに見ました。


という感じですが、
良かったのは
「黒木メイサ」が出ている(個人的な見解です)
賛否両論があると思いますが「アナライザー」が予想外に良かった
くらいですね。

あまりにも想像通りの「×」だったので、
とても面白かったです。


2つフォローしておくと、

●みんな頑張っていたと思う
本当に頑張っていたと思います。
頑張っているのに、クオリティが低いから余計に痛々しいです。
多分予算と何人かの人の才能がなかったんでしょう。

●最低ではない
ハリウッド版ドラゴンボールよりはよっぽど良いです。

つっこみどころ満載で、とても面白いです。
見ておくと初対面の方とも1時間以上は会話が続くと思います。
お薦めの映画です。

ちなみに、普通ひとりで映画を見てくると相方が怒るんですが、
今日は「ヤマト見てきた」というと爆笑されました。

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